英検1級合格に大切なこと【時間配分&解く順番編】

試験を受けたとき「思ったよりあるパートに時間がかかってしまい最後まで解けなかった」「気づいたら残り時間少なくなっていた」なんてことはありませんか?

残り時間が足りなかったせいで本当は解けるはずの問題を解く時間が足りなくなってしまうのはとても勿体ないことです。
少しでも点数を稼ぐためにはできれば避けたいですよね。

今回は英検1級に1発で合格した筆者が、合格するために特に大切だと思った「時間配分」と「問題の解く順番」についてお話したいと思います!

目次

なぜ時間配分と解く順番が大切なの?

(余裕で合格できる力がある方はまた違うと思いますが、)特に私のようにぎりぎりの英語力で英検1級の合格を目指している方にとっては、全ての問題を解けるまで取り組んでいると必ず時間が足りなくなってしまうと思います。
そのような解き方をしてしまうと…

  • 解けるはずだった問題に辿り着けない
  • 焦ってしまい、解るはずの問題も回答が導き出せなくなってしまう

という事態に陥り、結果として実力より点数が低くなってしまいます。
少しでも自分の実力を引き出すためにも事前に自分にとっての理想の時間配分と解く順番を決めておき、いつも通りの解き方をできると安心です。

理想の時間配分

理想の時間配分と言っても1つのこれだという配分があるわけではありません。
個人によってパートごとの得意不得意があるかと思いますので、それに合わせて調整していく必要があります。
何度か過去問を解きつつ自分にあっている時間配分に調整していくのが良いでしょう。

とはいっても、最初に目安になる時間配分があると調整もしやすくなります。
そこで、私が実際に試験当日に実施した時間配分をご紹介したいと思います!

  • 短文空所問題(25問)➡10分
  • 長文空所補充(大問2問)➡15分
  • 内容一致問題(大問3問)➡50分
  • 英作文➡25分

①~③については、私はこれをさらに細かく分けて考えて小問1問に対して何分かけるかまで決めていました。

  • 短文空所問題 ➡24秒
  • 長文空所補充 ➡2.5分
  • 内容一致問題 ➡5分

①は即答できなければ適当に選ぶ。
②③については各小問の制限時間を過ぎてしまったら一回仮で回答を決めておく。
こんな感じで細かい制限時間を設けて解き進めることにより、どの問題も均等に時間をかけて焦ることなく回答していくことができました。
(ちなみに私は問題を解くごとにマークシートをすぐに塗りつぶしていくこと派です。塗りつぶす時間がなくなってしまうという事態にならないためには先にやっておくことがおすすめです。)

この時間配分は私にとっての理想の配分です。皆さんも過去問を解いて自分にとっての理想の時間配分を見つけるようにしましょう!

理想の解く順番

問題を解く順番についても、これだという理想が1つあるわけではありません。
自分にとって1番焦らず実力を発揮できそうな順番を見つけていく必要があります。
ここでは私が実際に本番で解いた問題の順番とその理由についてお話します。

  • 英作文
  • 内容一致問題
  • 短文空所問題
  • 長文空所補充

この順番に決めたのには2つ理由があります。

  • 得意➡不得意の順番にして最初の方で心が折れるのを防ぐ
  • 頭が疲れてしまうことを考慮して、暗記だけで回答できるものは後回しに

私は得意な分野ほど先に解いた方が、わからない問題に先にぶつかって気持ちが折れてしまう可能性が低いと思ったので、「得意➡不得意」の順番で解くことにしました。
要は気持ちの問題です。
自分がどんな風な時に集中力を発揮しやすいか、メンタルを保ちやすいか、を考えると良いかと思います。

また、私の場合は英検の問題は全て解き終わるころには頭がすごく疲れてしまったのでできるだけ「考える必要があるものを先に」「暗記で回答できるものを後に」持ってきました。スペルミスや文法ミスなどで点数が引かれてしまう可能性がある英作文を1番最初に解くことによって1番頭がクリアな状態で頭をフル回転させて英作文を作ることができたと思います。
短文空所問題は頭が疲れていても暗記できていれば必ず回答できるだろうと思ったので後回しにしました。

これも私にとってのベストな順番でしたが、皆さんも過去問でいくつかのパターンを試して自分にとってのベストな順番を見つけてみてくださいね♪

まとめ

英検1級に合格するために全ての問題に正解する必要はありません。

自分にとって点数を取れる問題とそうでない問題を見極めて、正解できるはずの問題に焦らず余裕を持って取り組めるよう計画しておきたいですね。

時間配分と問題の解く順番を意識して大事な本番で自分の実力を発揮できるようにしましょう

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